インスペクションの説明義務化について

2018年07月21日

 「インスペクション」とは、「建物状況調査」のことです。既存(中古)住宅の売買が盛んな欧米では、従来から取引の前提として行われています。日本でも、既存住宅の流通を活性化するために4月1日から説明の義務化が実施されました。

 宅建業者は、「媒介契約の締結時」と「重要事項説明時」にインスペクション実施の有無、実施されていればその内容について買主や借主に説明し、「売買契約時」には調査結果について、売主・買主の双方が確認した内容を双方に書面で交付しなければなりません。

 インスペクションを実施するかしないかは、売主・貸主のご意向に応じて決まり、それに従って宅建業者はインスペクション業者をあっせんすることが可能になります。弊社も、加盟している(公社)全日本不動産協会が提携したジャパホームシールド株式会社(本社東京都)に事業者登録を行いました。

 

インスペクションカタログ