空家の利活用について

2018年11月30日

 空家の利活用を促進するために、大分市と不動産関連団体(全日本不動産協会大分県本部と大分県宅地建物取引業協会)は、10月4日に協定書を締結しました。その説明会が11月28日に行われ、弊社も参加しました。

 大分市は、「おおむね1年以上居住者または利用者がない家」を空家と定義していますが、その数は平成27年度大分市全域で3,138軒に及んでいます。このうち倒壊等の危険があり放置することが不適切な「特定空家」は、451軒14.4%と見込まれています。特定空家に指定されると固定資産税の優遇措置が適用されなくなります。

 空家の所有者や管理者から空家について大分市に相談があると、市ではその同意を得て関連団体へ情報を提供します。団体から情報提供を受けた会員(宅建業者)は、空家の所有者、管理者へ連絡をとって、空家の対策について話を進めることになります。

 大分市は空家に関する無料相談会を開催します。日時は、来年2月24日(日)午前9時30分から午後4時(正午から午後1時は休憩)まで、JCOMホルトホール大分の201・202会議室です。お気軽にご相談ください。

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