トランクルーム市場の拡大

2022年02月28日

 コロナ禍での在宅勤務の広がりに伴って、自宅での働くスペースを確保するために、荷物を自宅外に保管する人が増え、トランクルーム(コンテナ倉庫)市場が拡大しているそうです。(日経新聞2月3日朝刊)最近、弊社にも物件紹介の依頼が東京の業者からありました。

 日経新聞によると、2020年度の日本の新設住宅の1戸あたりの床面積は約82㎡(国土交通省調べ)で20年前と比べて約15㎡減りました。趣味の道具やバイクあるいは普段使わない物や捨てきれない品々などを狭くなった自宅からトランクルームに移している人が増えているのです。

 「Hello Storage」ブランドで大分市内にも2店舗展開しているエリアリンク社では、全国で運営する約10万の契約スペースの昨年12月時点の稼働率が約86%と過去最高になったそうです。大分市大州浜に6月頃3店舗目がオープンする予定です。

 米国ではトランクルームの世帯普及率が10%だそうです。10年前の古い資料ですが、1戸あたりの住宅床面積の国際比較によると、日本の94.4㎡に対して、米国は157.2㎡、英国は91.7㎡、独国は99.0㎡、仏国は100㎡となっています。日本のトランクルームの普及率は1%に満たないため、今後の成長が見込まれています。

 大分市内でトランクルーム事業の草分けであり老舗のミカサ社のMy倉庫ホームページは次のとおりです。https://my-souko.jp/

 

 

コンテナ1

コンテナ2

コンテナ3