チャットGPTについて

2023年04月30日

 今話題のチャットGPTに不動産に関する質問をしてみました。第一問目は「大分市内で、子供の大学進学のために最適な教育環境が整った地域はどこですか?」と聞きました。質問を入力して1秒もたたずに回答が表示されます。「地域」は複数あり、まずは、「春日町」です。「九州大学医学部付属病院があり、中高一貫の東邦学園大学付属中学校・高等学校があります」次に、「豊田町」です。やはり「中高一貫の明豊中学校・高等学校があり」、「九州大学大分キャンパスがあります」という回答でした。大分市内という固有名詞に関連した地名や学校と地域に関する情報の精度、正確性がよくないようでした。

 第2問目には、固有名詞を入れないで、一般的に答えられるような質問にしました。「インフレが進行していますが、不動産は売った方がいいですか?」と聞きました。やはり、1秒もかからずに回答が表示されました。「インフレにより不動産価格は上昇する傾向がある」ただし、「不動産を所有すると収益期待や資産の安定性がある反面、売却には税金や手数料がかかる」ことなどを指摘しました。結論として、「総合的な判断が必要で、専門家やアドバイザーの意見を聞きながら、よく検討することを」勧められました。無難な優等生の回答といっていいのでしょうか?

 第3問目は、「AI時代の不動産業はどうなる?」と聞きました。よどみなく即座に回答してくれました。「大きく変化することが予想され」「物件価格の予測や物件の需要予測を行うことができ」「契約書の作成やデータ管理の自動化が可能となり」ますが、「不動産業界で働く人の役割やスキルの変化が予想される」という回答です。そして、「不動産業界は存在し、発展していくが」「業務内容や役割は変化する可能性」があるとの見立てでした。

 日本語で入力して日本語で回答が得られました。質問に対する論点の考案、回答文章の構成、メリットデメリットを検討したうえで、肯定的な印象を与える全体の雰囲気等、1秒もかからずにアウトプットしてくるチャットGPTに感銘しました。

チャットGPTホームページ画面

チャットGPT1

チャットGPT2