家賃の動向について
2025年08月31日
家賃の動向について
東京のマンションの賃料(家賃)が上がっています。8月15日の日経新聞朝刊によると、東京23区のマンション平均賃料は、8カ月連続の値上がりで1年前よりも12.2%上がったということです。2025年度の「年次経済財政報告(経済財政白書)」では、動きにくい物価「岩盤物価」の一つである家賃に変化の兆しがあり、東京都では24年初めから上昇しており、年率1.8%伸びているそうです。「建築費の上昇・高止まりや金利の上昇」が背景にあるようです。白書によると、9年間で募集家賃は2割弱上昇しているそうで、岩盤物価が動くことで、インフレは継続的なものになると予想しています。
東京23区では、中古マンションの価格も値上がりしています。24年度の新築マンションの供給は、販売戸数が前年比30.5%も減っており、中古マンション価格高騰の原因になっています。他方、同じ首都圏でも、横浜市、さいたま市、千葉市では、マンション賃料も中古マンションの価格も前月比で下落しています。東京23区のみが上がり続けているようです。
インフレに対する消費者の抵抗感が弱まるにつれ、家賃や物価(価格)の上昇は今後も継続するものと思われます。大分市内でも、一部の物件(エリア)では、家賃や駐車場の値上げが徐々に進んでいるようです。ただ、東京23区を除いた首都圏と同じで、需要の強い大分駅周辺や東部エリアを除いた、他の地域に波及するかは不明です。
